サムスンは、新たなスマートウォッチ「Samsung Galaxy Watch 9」と、上位モデルの「Samsung Galaxy Watch Ultra 2」を発表しました。
今作のスマートウォッチシリーズは、病気になったり体調が変化してから対処する従来のアプローチから、体調不良を「未然に防ぐ予防的観点」へと大きくシフトチェンジしている点が最大の特徴です。
予防的ヘルスケアを日常に落とし込む「Galaxy Watch 9」

Galaxy Watch 9は、日常の健康管理を包括的にサポートするスタンダードモデルです。前作のデザインを踏襲しつつ、バンドには新たに中央が少しへこんだ「エアポケット構造」を採用することで軽量化され、心地よいフィット感を実現しています。

ハードウェア面では、画面とバッテリーが前作から約20%大型化し、最新のSnapdragon Wear Eliteプロセッサーを搭載したことで、シームレスな画面操作やアプリ起動、GPS精度の向上が図られています。
最大の進化は、事前予防に特化した4つの新たなヘルスケア指標です。バイタルサインでは、睡眠時の呼吸数や皮膚温など5つのファクターから体の微細な変化を察知し、体調不良の予兆を事前に知らせてくれます。
心臓の健康スコアは、睡眠時間や運動量などから心臓の総合的な状態をスコア化し、中長期的な健康状態を定量的に把握可能。1日の有酸素運動負荷を計測する機能も追加されました。ユーザーの運動量に対して現在のトレーニング量が適切かどうかを判断し、過度なトレーニングによる怪我の防止に役立ちます。
また、自分の基礎体力をレーダーチャート化するフィットネス指数という機能も追加。ヨガやトライアスロンといった特定の目標に対し、自分に足りない要素(体組成や酸素の力など)を一目で確認できるようになります。
AI機能としては引き続きGeminiが利用可能であり、腕をさっと上げるだけでAIが起動する「上げて話す」機能に対応。これにより、ウェイクワードやボタン操作なしで瞬時にタスクを指示することができます。
極限のアウトドア体験と最高峰の性能を誇る「Galaxy Watch Ultra 2」

Galaxy Watch Ultra 2は、日常の利便性、ヘルスケア、そしてアウトドア体験を包括的に統合したシリーズ最上位モデルです。

バッテリーは前作から35%増となる800mAhを搭載。ディスプレイは最大3000ニトの輝度を誇るため、屋外の過酷な環境でも快適な視認性を確保します。CPUは32%、GPUは19%と性能が向上するなど、高性能化を実現しながらも、前作から本体を約12%、バンドを約1mm薄型化しています。

特筆すべきは、プロレベルのアクティビティをサポートする専用機能です。新たに搭載された「トレイルラン」機能は、世界で初めて運動量から発汗量を算出し、リアルタイムで適切な水分補給のタイミングを通知します。また、本格的な「ダイビング機能」も追加され、装着したまま水深30cmに達すると自動で起動し、潜水時間や深さ、水温をリアルタイムで表示します。
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