「Galaxy A57 5G」は薄型軽量×大画面が魅力。サムスンらしい安定感と気になる弱点

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iPhone 17eに続き、Google Pixel 10aやNothing Phone (4a)シリーズなど、ミドルクラススマートフォンが次々に登場しています。3月、4月って、毎年こんなに新機種が登場していましたっけ。

本記事では、同じく4月に発売されたミドルクラススマートフォンの「Galaxy A57 5G」について、ざっくりと使用感について紹介していきます。レビューと言えるほど細かな仕様は触れずにいくので、暇つぶしの読み物としてどうぞ。

Galaxy A57 5Gは、メーカー直販モデルに加え、ドコモとソフトバンクでも取り扱われています。直販モデルは税込7万9800円で、ミドルクラスとしては標準的な価格でしょう。

薄型軽量ボディと大型ディスプレイのバランスが魅力

Galaxy A57 5Gの魅力は、日本発売という意味では前モデルになるGalaxy A55 5Gから、大きく薄型軽量化した点です。厚さ6.9mm、質量179gに収められており、携帯性が大幅に向上しています。

近年は薄さ、軽さを競うメーカーが増えていますが、Galaxy A57 5Gは、6.7インチディスプレイと比較的大きいディスプレイを備えながらも、薄くて軽いのが特徴でしょう。大画面だからこそ、薄く、軽いボディがよく映える印象で、昨今のトレンドをよく押さえたデザインだと感じます。

薄型軽量化したことで、ポケットへのおさまりが良く、手首の負担も抑えられるので、扱いやすさがアップしているのが魅力。一方で、ハイエンドモデルほどではないものの、カメラ周りの出っ張りはやや気になります。加えて、背面は光沢仕上げのため、指紋や汚れの付着はそれなりに見られるのが難点です。

6.7インチディスプレイは解像度2340×1080で、60~120Hzのリフレッシュレートに対応します。発色も鮮やかで、レスポンスもいいため、軽くゲームも楽しみたいというユーザーでも満足いくでしょう。

安定感のある3眼カメラ

アウトカメラは約5000万画素広角、約1200万画素超広角、約500万画素マクロの3眼構成です。3つ目が望遠ではなくマクロであるところに、ミドルクラスの味わいを感じます。

これは全体的な話になりますが、スマートフォンのカメラといえば、AIを使って色味、明るさを補正し、映える写真を残す方向性が主です。ライカ協業、ハッセルブラッド協業といったカメラを搭載するモデルもありますが、これらはむしろ尖った特徴を持っていると捉えるべきでしょう。

何が言いたいかと言うと、Galaxy A57 5Gのカメラは、純粋なスマートフォンカメラとしてのバランス感がいいという話です。特に広角カメラは解像度も高く、シーンを選ばずに使いやすいのが魅力。超広角カメラ、マクロカメラも及第点という印象で、全体を通して困ることがあまりありません。

広角
超広角
2倍ズーム
4倍ズーム
10倍ズーム

スマートフォンのカメラとして、尖ったところは特になく、無個性と言ってしまえばそうなのですが、平均点が高いので、誰にでもおすすめできるモデルです。同時に、ミドルクラスのスマートフォンでも、カメラスペックの平均点が上がっていることを実感できるカメラでもあります。

処理能力は十分だがストレージとバッテリーは不満

搭載SoCはExynos 1680で、メモリ8GB、ストレージ128GBで固定。SoCの処理能力、メモリ容量的に、設定を軽くしておけばある程度ゲームもこなせるスペックを備えており、普段使いにおける動作感は抜群です。ミドルクラスながら、使っていて不満を感じるシーンはほぼありません。

物足りなさが出てくるのがストレージ容量でしょう。前モデルではmicroSDカードに対応していたこともあり、これまで拡張性があったものが、128GBに固定されてしまったというネガティブな見え方をしてしまいます。コンテンツがどんどんリッチになっていたり、さまざまなお店でポイントアプリが配信されていることを踏まえると、128GBでどこまで戦えるのかは疑問です。6年6回という長いソフトウェアアップデートの保証期間とも、いまいちかみ合っていないように感じます。

もう1点、個人的に物足りなさを感じるのがバッテリーです。5000mAhと及第点の容量は確保されていますが、OneUIのヘビーさ、大画面ディスプレイといった要素が相まって、1日の外出だと途中で充電したくなるシーンがあります。薄さとのトレードオフでもあるので、妥協するべきポイントなのかもしれません。

45Wの急速充電に対応しているので、隙間時間にサクッと充電しておけば問題ありませんが、「じゃあ45W対応ケーブルは同梱してくれ」とも思います。サステナビリティに配慮するのは結構ですが、さすがにケーブルは欲しいです。

悩ましいGalaxy S26の存在

Galaxy A57 5Gは、尖りこそ控えめなモデルではありますが、全体的なバランスが良く、コスパが大きな評価軸となるミドルクラスにおいて、競争力のある端末です。ストレージの使い方には工夫が求められますが、クラウドをうまく活用していけば、ストレスを感じるシーンはほぼないでしょう。

直販モデルはともかく、キャリアから購入することを考えると、悩ましいのがGalaxy S26の存在です。特にソフトバンクは、Galaxy S26の標準モデルにて、月々の支払額を相当抑えられる端末購入プログラムを用意しているため、端末が手元に残らなくてもいい場合は、ハイエンドモデルが気軽に買えてしまいます。

大画面ディスプレイに惹かれるのであれば、Galaxy A57 5Gのほうがおすすめしやすくなりますが、望遠カメラや最新AI機能なども含めて使いたければ、Galaxy S26がおすすめと言わざるを得ません。

端末は一括払いで購入したい、手元に残しておきたいという人であれば、Galaxy A57 5Gはいい選択肢となります。特に薄型軽量ボディ×大画面ディスプレイの使い勝手は、なかなか類を見ない完成度なので、試してみる価値は十分あるでしょう。

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佐藤文彦

塾講師からの転職後、編集プロダクションを経てフリーライターに。ケータイ業界を中心に、ガジェット、通信技術に関する情報を幅広く取材中。三度の飯よりレビューが好き。スマートウォッチを付けていられる腕が足りないことが最近の悩み。(X:@fumihiko_sato_x

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