2025年12月6日に、シャオミが「Xiaomi Store イオンモール幕張新都心店」をオープンしました。日本国内では、イオンモール浦和美園店、イオンモール川口店、イオンレイクタウンkaze店に次ぐ4店舗目で、千葉県では初の店舗となります。
シャオミとしては、2025年12月13日に都内初となるカメイドロック店をオープン予定。また、2026年には、関西、名古屋でもXiaomi Storeをオープンする計画が進行中です。2025年は、スマートフォンを中心に数多くの製品を展開したシャオミですが、直営店の連続オープンからも、その勢いが伺えます。
現行製品がほぼ全て手に取れるXiaomi Store

Xiaomi Storeの魅力は、これまでオンライン販売が中心だったことで、なかなか実機を触る機会が得られなかった製品たちを、一同に触れることでしょう。イオンモール幕張新都心店は、バックヤードも含めて125平米が確保されており、現在直販サイト「mi.com」で販売されているほぼ全ての製品が展示されています。








つまり、スマートフォンやタブレット、モバイルバッテリーといった製品だけでなく、掃除機や炊飯器、電動歯ブラシといったスマートホーム関連のデバイスも、実際に色や質感を確認できるというわけです。



実際に触ると、値段以上に高級感がある、思ったより軽くていいといった気づきもあるので、タッチポイントが増えるのはやはり嬉しいところです。

また、4店舗連続でイオンモール、イオンレイクタウンの中にストアが用意されているのもポイントでしょう。ファミリー層など、普段からシャオミ製品に触れていないユーザーの目にも留まりやすく、知名度を伸ばす効果も見込めます。Xiaomi Store前のソファで原稿を書いている今も、「スマホかな?」という通りすがりの会話が聞こえてくるほどですから、期待感は抜群です。

ちなみに、展示されている製品は基本的に現行モデルとなりますが、バックヤードには一部旧世代の在庫も確保されているとのことです。Xiaomi 14 Ultraといった、旧世代ではあるものの、まだまだ現役で活躍できるスペックを持つ端末も狙い目と言えるでしょう。

加えて、日本のXiaomi Store4店舗に共通する特徴ですが、グローバルではオンライン専用ブランドとされているPOCOブランドの製品も展示されており、実際に質感、操作感のチェックができます。ストアにて実機の確認ができるのは、現状日本のみとのことです。

POCOは、オンライン専用ブランドとして販促コストを削ることで、コスパに優れた製品を展開することを特徴とするブランドですが、日本ではなぜか安さだけが残る仕様になっているのがありがたい限りです。
大盛況のオープニングセレモニーも開催

新店舗のオープンに伴い、オープニングセレモニーも開催されました。今回はシャオミ 東アジアリージョン ゼネラルマネージャーのアンドリュー・リー氏も来日し、「来週には東京都内、来年には関西、名古屋でも新店舗がオープンする。日本の皆様に、最先端技術の楽しさを味わってもらいたい」とコメントしています。
日本国内初の直営店となったイオンモール浦和美園店のオープン時ほどではないものの、オープンセレモニーには多くのシャオミファンが訪れ、列をなしていたのが印象的です。抽選会にも多くの人が参加しており、新店舗オープンにふさわしい盛り上がりを見せています。来週の東京、来年の関西、名古屋といった大都市での直営店オープンにより、さらに勢いを増していくであろうシャオミには、2026年も目が離せません。