シャオミ・ジャパンは、日本市場向けに格安エントリーモデル「REDMI 15 5G」を発表しました。大画面6.9インチディスプレイを備え、SoCには「Snapdragon 6s Gen 3」を採用。バッテリーは、超大容量の7,000mAhバッテリーを搭載し、おサイフケータイにも対応した一台です。オープンマーケット版だけではなく、ソフトバンクからも発売されます。
筆者は一足先に、端末をお借りすることができたので、スペック・仕様、価格などをまとめつつ手にとった感想をレポートしていきます。
「REDMI 15 5G」実機をチェック!超大容量7,000mAhバッテリーがヤバすぎる

「REDMI 15 5G」は、約6.9インチディスプレイ(液晶)を採用です。エントリーモデルのため、ベゼルはやや太めです。リフレッシュレートは、なんと最大144Hz駆動です。筆者的に良いなと思ったのが、大画面のディスプレイです。液晶ディスプレイですが、十分画面は綺麗。文字や表示も見やすく、快適でした。
SoCには、Qualcomm製の「Snapdragon 6s Gen 3」を搭載。メモリ・ストレージ容量は4GB+128GB,8GB+256GBモデルが登場しています。(*取り扱いは販路によって異なる)
実際の動作感は、電話やメール、ネット検索をする程度であれば問題ありません。一方で、アプリの切り替えや立ち上げなどは全体的に重さを感じます。このあたりは格安エントリーモデルだから仕方ない部分ではありますが、利用頻度や目的に合わせて選ぶのが良いでしょう。(ちなみに、メモリ4GBを試している影響もあるかもしれません)

「REDMI 15 5G」の本体サイズは約169.48mm x 80.45mm x 8.40mm、重さは217gです。バッテリー容量は、超大容量の7,000mAhを採用。より細かく検証している途中ですが、使った印象としてはかなり良いです。僕の使い方だと、正直1日は余裕。流石、大きなバッテリーを搭載しているだけある印象です。一方で、本体サイズは大きく、そこそこ重いため、人によって好みが分かれるかもしれません。

側面右には、電源ボタンと音量ボタンがあります。

側面左には、SIMスロットを備えています。

側面下部には、マイクとType-Cコネクタ、スピーカーを搭載。モノラルスピーカー採用で、正直音は普通です。より動画鑑賞などを楽しむなら、ワイヤレスイヤホンや有線イヤホンを使うのが良いでしょう。

側面上部には、赤外線センサーが搭載されています。
次に「REDMI 15 5G」のメインカメラは、5,000万画素(5Pレンズ / F1.8)+補助レンズの2眼構成。サブカメラは、約800万画素のシングルカメラです。写真は後日、別途レビュー予定です。
防水防塵は、IP64防滴・防塵に対応。この他に、最大33W急速充電、eSIM、おサイフケータイも備えています。なお、価格は税込3万1980円〜(オープンマーケット版)です。ソフトバンク版は、税込2万1984円。最大割引適用なら一括1円で購入可能です。2025年12月19日(金)から発売開始となっています。

「REDMI 15 5G」は、超快適な動作!とまではいきませんが、必要最低限の動作は問題なく、超大容量バッテリー採用のおかげか、非常に電池持ちが良いです。加えて、おサイフケータイにも対応しているため、Suicaなどを利用できる点も嬉しいポイントでしょう。そして、最大の魅力は価格。ソフトバンク版であれば2万円前半で、割引を利用すると一括1円で手に入るのが良いですね。動作は必要最低限で、バッテリー持ちが良くて、とにかく安いスマホがほしいユーザーには非常におすすめです。
「REDMI 15 5G」の主なスペック・仕様

| スペック・仕様 | REDMI 15 5G |
|---|---|
| OS | Xiaomi HyperOS 2 |
| CPU(SoC) | Snapdragon® 6s Gen 3 |
| メモリ(RAM) | 4GB / 8GB |
| ストレージ容量(ROM) | 128GB / 256GB |
| 本体サイズ | 約169.48×80.45×8.40mm |
| 重量 | 約217g |
| 画面サイズ | 約6.9インチ |
| リフレッシュレート | 最大144Hz |
| バッテリー容量 | 7,000mAh |
| 背面カメラ | 5000万画素(メインカメラ) 5Pレンズ F値1.8 補助レンズ |
| 前面カメラ | 約800万画素 |
| 防水/防塵 | IP64 |
| 耐衝撃 | 非対応 |
| イヤホンジャック | 非搭載 |
| 急速充電 | 最大33W |
| ワイヤレス充電 | 非対応 |
| 充電端子 | USB Type-C |