3月17日にシャオミの最新端末「POCO X8」シリーズがグローバル発表され、ほぼ同タイミングで日本での取り扱いも公表されました。
ご存知の通り、POCOブランドは若きテック愛好家に親しまれるブランドとして、必要十分なスペックを低価格で提供することをコンセプトとし、日本以外ではオンライン専用ブランドとして展開されています。
今回のモデルは、上位モデルのPOCO Fシリーズ、エントリーモデルのPOCO Mシリーズの中間に位置するPOCO Xシリーズの最新機種ですが、新たに“Pro Max”を冠するモデルも登場し、ハイエンドモデルに肉薄する高パフォーマンスを実現しています。
「POCO X8」シリーズのモデル展開と価格
早速ではありますが、まずは展開モデルと価格について見ていきます。
・POCO X8 Pro
8GB+256GBモデル:5万9980円
8GB+512GBモデル:6万9980円
12GB+512GBモデル:7万4980円
・POCO X8 Pro Max
12GB+256GBモデル:7万9980円
12GB+512GBモデル:8万9980円
正規価格に加え、4月6日までの早割価格として、各モデル5000円引きでの購入できます。ここからスペックの紹介をしていきますが、「この価格で販売されるモデル」であることを念頭に置いて見てもらえると、なかなか衝撃的な端末になっているでしょう。
6500mAhバッテリー、Dimensity 8500-Ultra搭載のPOCO X8 Pro
まずはPOCO X8 Proについて。大容量バッテリーを搭載し、AnTuTuスコアで200万点を超える性能を持ちながら、最小構成なら5万円台で手に入る、魅力的な1台です。
6.59インチの高精細ディスプレイを採用
POCO X8 Proは、本体サイズが約75.2×157.6×8.38mm、質量が約201gとなります。2モデルの中では小さい方になりますが、特に質量はかなり「ずっしり」という印象でした。


前モデルのPOCO X8 Proは、背面が黒と黄色のツートンカラーになっており、いかにもPOCOらしいデザインでしたが、今回はプレミアム感を演出するため、落ち着いたデザインに仕上がっています。本体カラーはブラック、ホワイト、ミントグリーンの3色となります。

ディスプレイは6.59インチで、解像度1.5K、最大120Hzリフレッシュレートに対応します。上部、左右のベゼルが1.5mm、下部は1.7mmとかなり細く、ゲームプレイや動画視聴を頻繁に行う人には、いい性能、サイズのディスプレイという印象です。

ちなみにディスプレイは「M10 ディスプレイパネル」なるものが採用されており、新しい赤色発光素材を使うことで、20%も発光効率が向上しているとのことです。

AnTuTuスコア200万点越えの高性能
搭載SoCはDimensity 8500-Ultraで、メモリは8GBか12GBから選択可能。AnTuTuスコアは約228万点となっており、5万円台から購入できるスマートフォンながら、パフォーマンスにもかなり期待ができます。

5300平方ミリメートルの超大面積を誇る「POCO 3D デュアルレイヤーIceLoop冷却システム」が採用されており、放熱性能も十分。長時間の高負荷なゲームプレイでもピークパフォーマンスを維持できるとのことです。

RPGゲームを1時間プレイした場合、平均FPSは59.5、ローフレームレートは29.4、最高温度は42.8度、消費電力は4.96W。ハイエンドモデルに匹敵する高い性能を有しています。


6500mAhの大容量バッテリーを搭載

搭載バッテリーは、シリコンカーボンを10%含有した、6500mAhの大容量。最近、特に中国メーカーではシリコンカーボンバッテリーが採用されることが多く、どこからを大容量と呼ぶべきかがわからなくなってきていますが、動作時間への期待感は十分です。


急速充電は100Wに対応しており、約48分で100%までの充電が可能。他の機器を充電する27Wの有線リバースチャージにも対応します。
POCO X8 Proのように、安価で高パフォーマンスができる一方で、FeliCaが搭載されておらず、おサイフケータイ機能が利用できないモデルは、ゲーム用のサブ機としての運用も視野に入れたいところ。そのため、メイン端末やイヤホンのような周辺デバイス用のモバイルバッテリーとしても作用すると考えれば、使い道が広がります。
5000万画素のメインカメラを含む2眼構成
メインカメラは5000万画素で、光学式手ブレ補正対応。超広角カメラは800万画素となります。

POCOブランドとしては、元々はテック好きのニーズに応えるべく、処理性能やディスプレイ性能に全振りする傾向が見られていましたが、近年はサッと撮影し、気軽にSNSにシェアをするといったニーズの増加に合わせ、カメラ機能にも注力しています。
また、メインブランドではライカとの共同開発も続けており、チューニングのノウハウがシャオミに蓄積されていっているのも見所。流石にカメラにこだわったフラッグシップモデルほどの性能ではないものの、普段使いには十分なカメラを備えています。

ちなみに、カメラリングには「ダイナミックRGBライト」が搭載されており、着信や通知、ゲーム、音楽と連動して光らせることができます。かなり落ち着いたデザインになったと表現しましたが、ここにはPOCOらしい遊び心が残っているのがうれしいです。
その他スペック
その他、生体認証は画面内指紋認証と顔認証の2つ、SIMはnanoSIM+nanoSIMのデュアルSIM運用が可能です。Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0に対応し、本体はIP66/IP68等級の防塵防水性能を有しています。
大画面、大容量バッテリー搭載のPOCO X8 Pro Max
POCO X8 Pro Maxは、スタンダードモデルである「POCO X8 Pro」をベースにしつつ、バッテリーや処理性能、機能面をハイエンド機レベルまで引き上げた上位モデルです。POCO X8 Proとの違いを中心に見ていきましょう。
タブレットクラスの8500mAhバッテリー
最も大きな違いはバッテリー容量です。POCO X8 Pro Maxはタブレットに匹敵する8500mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。これにより、最大74時間の連続通話や15時間以上の連続ゲームプレイなど、圧倒的な長時間駆動を実現しています。

1600サイクルの充放電後も80%のバッテリー容量を維持可能で、2日に1回の充電であれば、6年間は使える計算となります。実際に6年間同じ端末を使うかはさておき、それだけ長い期間、高いパフォーマンスを維持できるのは魅力でしょう。

もちろん、こちらも100Wの急速充電や27Wのリバースチャージにも対応しています。
AnTuTu300万点越えのハイエンド仕様
SoCには第2世代3nmプロセスの「Dimensity 9500s」を搭載し、AnTuTuスコアは308万点を超えます。冷却システムには、11000平方ミリメートルの大型グラファイトレイヤーと超大型冷却ポンプを採用しており、高負荷なゲームでもフレームドロップを防ぎます。

2時間のゲームプレイでも、平均FPSは118.66、消費電力は4.3W、最高温度は42.3度に収められており、長い時間、高パフォーマンスを維持できるのが魅力です。
6.83インチの大画面ディスプレイを採用
ディスプレイはシリーズ最大の6.83インチ(解像度2772×1280)を搭載しています。本体サイズは約z77.9×162.9×8.2mm、質量は約218gです。


背面には高耐久なファイバーグラス素材を採用し、耐圧・耐落下・耐屈曲性能を証明するSGS認証の5つ星を取得しています。
POCO X8 Proと同様に、落ち着きのあるプレミアムなデザインになっていますが、やはり重さは少々気になります。また、見比べると背面のデザインには若干の違いがあることも確認できました。

より高性能なアウトカメラ
POCO X8 Pro Maxも、メイン5000万画素(OIS対応)+超広角800万画素の2眼構成ですが、POCO X8 Pro Maxのメインカメラには「Light Fusion 600」センサーが搭載されており、高いダイナミックレンジによって逆光や複雑な照明環境でもよりクリアな撮影が可能です。
また、こちらもダイナミックRGBライトは搭載されています。
細かな仕様にも違いあり
POCO X8 Pro Maxは、日常の使い勝手を向上させる上位機能が追加されています。
Proが通常の画面内指紋認証であるのに対し、Maxはシリーズ初となる超音波式指紋センサーを搭載しており、濡れた手でも高速なロック解除が可能です。
また、ProがnanoSIM×2、Wi-Fi 6対応であるのに対し、MaxはeSIMとWi-Fi 7に対応しています。
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