BOSE監修のデュアルスピーカーを搭載した「POCO F8 Pro」が日本上陸

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若きテック愛好家に愛され、世界で9300万台の集荷台数を誇るシャオミのPOCOブランドから、新たにハイエンドモデル「POCO F8 Pro」が日本上陸しました。発売は1月22日で、市場想定価格は12GB/256GBモデルが8万9980円、12GB/512GBモデルが9万9980円となります。

残念ながら、グローバルで発売されている上位モデル「POCO F8 Ultra」の日本発売は見送りとのこと。円安や部材高騰の影響により、POCOブランドの特徴である安さを維持して日本に持ってくることが難しかったとのことです。日本で出たら買おうと思っていただけに、これはショックなところ。

とはいえ、POCO F8 Proもコスト、性能が非常に高水準にまとまった端末です。本記事では、メディア向け発表会の様子とともに、POCO F8 Proの特徴をまとめていきます。

脅威の1万5000円引き!早割キャンペーンを見逃すな!

まずは、POCOブランドで重要な価格について。冒頭でも触れた通り、POCO F8 Proの市場想定価格は12GB/256GBモデルが8万9980円、12GB/512GBモデルが9万9980円となります。

衝撃なのが早割価格。それぞれのモデルで1万5000円分の割引が適用され、12GB/256GBモデルが7万4980円、12GB/512GBモデルが8万4980円となります。

早割期間は1月22日9時から、2月4日23時59分となるので、購入を検討している人は、お早めにご確認ください。

程よく大きいフラットディスプレイは省電力性が向上

POCO F8 Proのディスプレイは、6.59インチ。近年の基準で言えば、「大画面ではあるが、最大クラスではない」程度のサイズ感です。個人的には、大きすぎても扱いにくいので、程よい大画面でいいなと感じました。

ディスプレイ解像度は1.5Kです。前モデルは2K解像度だっただけに、数字上はスペックダウンということになりますが、RGBレイアウトを変更し、有効解像度が上がったことで、見え方は遜色ない仕上がりとなっています。

見え方に遜色がない一方で、解像度自体は下がっていることで、省電力性は向上します。POCO F7 Proと比較すると、ディスプレイによるバッテリー消費は22.3%低減されており、長時間駆動にも期待ができます。高い性能を活かし、ゲームアプリなどをヘビーにプレイしたいという人にも、嬉しい変更点でしょう。

ピーク輝度は3500ニトと高く、屋外での視認性にも期待ができます。扱いやすいフラットディスプレイになっているのもポイントです。

POCO初の一体型加工ガラスボディで3色展開

ボディにはPOCOブランドでは初となる一体型加工ガラスボディを採用。ツルッとした高級感のあるデザインですが、やや指紋の付着が気になるところでした。

本体カラーはチタンシルバー、ブラック、ブルーの3色展開です。POCOの象徴でもあるイエローがないのが少々引っかかりますが、金属素材の高級感を感じるチタンシルバー、落ち着いたブラック、淡い色味のブルーと、いずれもフラッグシップモデルらしい、綺麗にまとまったデザインになっています。

大容量バッテリーと100W急速充電

搭載バッテリーは6210mAhで、ここのところ搭載端末の増えている、シリコンカーボンバッテリーとなります。かなりの大容量になっているので、日中の電池切れは基本的に心配いらないでしょう。

急速充電は100Wに対応し、16分で50%まで充電が可能となります。最高クラスとは言わないまでも、十分快適なレベルでしょう。22.5Wのリバース充電にも対応しています。

大容量バッテリーに加え、バッテリーの消耗を抑え、安定したパフォーマンスを発揮するため、3D三層構造アイスループ冷却システムが採用されています。いわゆるベイパーチャンバーというもので、最大熱伝導率は前モデルから40%アップしています。

ゲームプレイを快適にするため、ゲーム映像の先を予測し、フレームレートを安定させるといった働きをするWildBoost Optimizationも搭載。ハードウェア、ソフトウェアの両面から、安定したゲーム体験へとアプローチされています。

BOSE監修の大迫力スピーカー

POCO F8 Proの大きな特徴の1つがスピーカーです。ワイヤレスイヤホンが普及していることもあり、スピーカー性能はそこまで重視していないという人がいる一方で、自宅でのゲームや動画視聴時に、迫力のある音で楽しみたいという人もいるでしょうし、意外とスピーカー品質に注力するメーカーは少ないので、面白いアプローチだと感じています。

今回のモデルは、スピーカーがBOSE監修となっており、ハードウェア、ソフトウェアの両面でタッグを組んでいるのが特徴です。ゲームや映画など、シーン別のサウンドチューニングが施されているほか、バランス、ダイナミックと2つのプロファイルを調節できるようになっています。もちろん、手動で細かくイコライザーを調節することも可能です。

実際に会場で聞いてみたところ、特にダイナミックモードにした際の、低音の広がり方がかなり特徴的になっています。いかにもBOSEらしい低音の響きで、ファンには待望とも言える端末です。

カメラも順当アップグレードで普通のハイエンドスマートフォンに

アウトカメラは約5000万画素のメイン、約5000万画素の望遠、約800万画素の超広角の3眼構成。インカメラは約2000万画素の広角カメラとなります。

POCOブランドは、テック好きに訴求するために、処理性能と価格の安さにこだわる傾向が強く、日本で初めて登場した際には、ほぼゲーミングスマートフォンと言える仕様になっていましたが、今やカメラも順当なハイエンド仕様に。望遠カメラも搭載され、いよいよ「普通のハイエンドモデル」感が強くなってきました。

相変わらずスペックと価格のバランスは凄まじく、他社の追随を許さないコストパフォーマンスを維持していますが、ここまでカメラ性能が向上すると、かえってシャオミブランドの他モデルと競合しそうなのが気になるところです。

自社内でユーザーを取り合うだけなら問題はないのかもしれませんが、ユーザー視点で、「どの端末を選ぶべきなのか」が年々難しくなっている課題は感じます。コスパを維持しながら、選択肢を提示してくれるのはありがたいところではありますけどね。

前年フラッグシップSoC搭載でeSIMにも対応

搭載SoCは、ご存知Snapdragon 8 Elite。世代的には1つ前のものになりますが、まだまだ現役のフラッグシップSoCです。排熱性能、バッテリー性能と合わせ、動作性には大いに期待ができます。

また、今回eSIMに対応しているのも1つのポイントです。デュアルeSIMでの運用、物理SIMと組み合わせた運用もできるため、ユーザーを選ばないのが嬉しいところ。iPhone 17シリーズの発売に合わせ、eSIMを増やした個人的にもありがたい部分です。

防水防塵性能はIP68に準拠。先日発売されたREDMI Note 15シリーズほどの耐久性は謳われていませんが、普段使いには問題ない耐久性となっています。

強いて言えばおサイフケータイに非対応なのが残念なポイントですが、POCOブランドにはFeliCaよりも安さを求めている人も多いはず。個人的にも、FeliCaを搭載して1万円、2万円分上乗せされるなら、POCOにはこのまま安さを維持してほしいと考えています。

先に触れた通り、グローバル市場で発売されている最上位モデルが発売されなかったのがなんとも残念ですが、POCO F8 Pro自体の完成度は非常に高く、おサイフケータイ機能を無視できる人であれば、どんな人にもおすすめできる端末です。日本の利点を活かし、首都圏内の方であれば、まずはXiaomi Storeにて実機をチェックしてみてもいいですね。

*記載内容は、公開日もしくは更新日時点のものです。最新情報については、必ず各公式ページをご確認ください。

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佐藤文彦

塾講師からの転職後、編集プロダクションを経てフリーライターに。ケータイ業界を中心に、ガジェット、通信技術に関する情報を幅広く取材中。三度の飯よりレビューが好き。スマートウォッチを付けていられる腕が足りないことが最近の悩み。(X:@fumihiko_sato_x

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