2025年は、一年を通して多くのスマートフォンが国内で登場しました。しかも、どのスマートフォンも魅力的で、ここ数年で最も豊作だったように思います。
今回は、その中から今年「ガチで最高だったスマホ」をちえほんが独断と偏見で選んでみました。国内モデルから選出。(*視聴者・読者が選んだ機種の結果も記事内に掲載)
【エントリー部門】AQUOS wish5

約6.6インチ液晶ディスプレイ(HD+)
リフレッシュレート:最大120Hz
CPU : MediaTek Dimensity 6300
メモリ・ストレージ容量:4GB / 64GB ・128GB
外部メモリ:microSDカード対応(最大2TB)
シングルカメラ(50.1MP標準)
本体サイズ:約166 × 76 × 8.8mm / 重さ : 約187g
バッテリー容量 : 5,000mAh / 最大27W給電
モノラルスピーカー / 3.5mmイヤホンジャック搭載
防水:IPX5/IPX8/IPX9 / 防塵:IP6X / 耐衝撃
側面指紋認証(電源ボタン一体型) / 顔認証(マスク対応)
おサイフケータイ対応 / Android 15(初期OS)
アップデートOS:最大2回 セキュリティ:4年間
エントリー部門は、AQUOS wish5を選びました。素朴でシンプルなデザイン、選べるカラーバリエーション、文字も見やすい大画面ディスプレイに加え、ネット検索など基本動作の安定感、期待値以上に撮れるカメラが魅力です。
microSDカードやイヤホンジャック、IP69防水防塵、耐衝撃、おサイフケータイなど、欲しいものは全て揃っているのも貴重な存在。また、スマホ初の振るだけで大音量でアラート音が鳴ったり、即座に位置情報を共有してくれる「防犯アラート」機能も搭載されています。
安いだけのエントリーではなく、安心仕様・機能が全部入りのエントリーという点が最高でした。
【ミドルレンジ部門】AQUOS sense10

約6.1インチPro IGZO OLEDディスプレイ(FHD+)
リフレッシュレート:1-120Hz(最大240Hz)
CPU : Snapdragon 7s Gen 3
メモリ・ストレージ容量:6GB・8GB /128GB ・256GB
外部メモリ:microSDXCカード(最大2TB)対応
デュアルカメラ(50.3MP標準+50.3MP広角)
本体サイズ:約149mm×約73mm×約8.9mm
バッテリー容量 : 5,000mAh / 重さ : 約166g / 最大36W給電
ステレオスピーカー / 3.5mmイヤホンジャック非搭載
防水:IPX5/IPX8 / 防塵:IP6X / 耐衝撃
側面指紋認証(電源ボタン一体型) / 顔認証(マスク対応)
おサイフケータイ / Android 16(初期OS)
ミドルレンジ部門は、AQUOS sense10を選びました。貴重な軽量コンパクトモデルです。先代モデルからデザインの大きな刷新はありませんでしたが、使えば使うほど馴染むデザインは魅力。カラバリも豊富で、選ぶ楽しさがあります。
チップ性能の向上やAI機能の強化に加え、より綺麗に撮れるようになったカメラも素敵。驚いたのは、スピーカーの進化です。これまでのAQUOS senseシリーズにはない音を楽しめるスピーカーになっていて、動画鑑賞もよりしっかり楽しめます。(通話の声も聞こえやすくなっている点もGood)
引き続き、IP68防水防塵・耐衝撃などの安心仕様も備え、おサイフケータイやmicroSDカードにも対応しています。それでいて、価格もほぼ据え置きなのも嬉しいポイントです。致命的な弱点がなく、バランスよくまとまっている万人に安心しておすすめできるミドルレンジでした。
【準ハイエンド部門】arrows Alpha

約6.4インチディスプレイ(有機EL)
リフレッシュレート最大144Hz駆動
CPU : Dimensity 8350 Extreme搭載
メモリ:12GB / ストレージ :512GB
外部ストレージ:microSDカード(2TB)対応
デュアルカメラ(50.3MP広角+49.9MP超広角)
本体サイズ:約156 x 72 x 8.8mm
バッテリー容量 : 5,000mAh / 重さ : 約188g
ステレオスピーカー / イヤホンジャック非搭載
IP66・IP68・IP69防水防塵 / 耐衝撃 / 90W急速充電
側面指紋認証 / 顔認証 / おサイフケータイ対応
デュアルSIM対応(nanoSIM+eSIM) / Wi-Fi6
OS3回・セキュリティアップデート5年間提供
準ハイエンド部門には、arrows Alphaを選びました。arrowsシリーズとしては、久しぶりとなるハイエンドクラスのモデルです。性能面の進化はもちろんのこと、コスパの良さにも驚きました。
手によく馴染むデザインで、扱いやすさも抜群です。また、動作も快適で、ゲームもちゃんと遊べます。また、利用者に寄り添ってくれる便利な「arrows AI」も実装。なんと、最新のアップデートでより多くのAI機能を利用できるようになっています。
他にも、暗所が綺麗に撮れるカメラやわずかな時間でサクッと充電できる90W急速充電も魅力的。もちろん、安心の防水防塵や耐衝撃、おサイフケータイなどもしっかり備えています。良い意味で、arrowsシリーズのイメージを変えてくれた一台でした。
【スタンダードハイエンド部門】iPhone 17

約6.3インチディスプレイ(有機EL) / Dynamic Island
リフレッシュレート1-120Hz(可変駆動)
SoC : A19搭載 (6コアCPU / 5コアGPU)
メモリ:8GB / ストレージ :256GB・512GB
外部ストレージ:microSDカード非対応
デュアルカメラ(48MP広角+48MP超広角)
本体サイズ:約149.6×71.5×7.95mm
バッテリー容量 : 非公表 / 重さ : 約177g
ステレオスピーカー / USB 2(最大480Mb/s)
IP68防水防塵/ Qi2ワイヤレス充電(MagSafe対応)
指紋認証非対応 / 顔認証(Face ID)対応
eSIM対応 / 物理SIMカード非対応 / DisplayPort
Wi-Fi 7 /Apple Pay / iOS 26搭載(初期OS)
スタンダードハイエンド部門は、iPhone 17を選びました。Pro級のディスプレイに、快適なゲーム動作、カメラの向上など、様々な面が進化した一台です。
中でも、高リフレッシュレートに対応したのは大きく、残像感の少ない表示体験を楽しめるようになりました。一つ一つの動作がより滑らかで、快適です。一気に「Pro」モデルに近づいた印象。より多くのユーザーに安心しておすすめできる一台に仕上がっています。
少なくとも、ここ数年で最も進化したiPhoneのスタンダードモデルであることは間違いなく、いよいよ手が付けられなくなった一台だと感じています。
【プレミアムハイエンド部門】Xiaomi 15 Ultra

約6.73インチ有機ELディスプレイ
リフレッシュレート1-120Hz駆動
CPU : Snapdragon 8 Elite
メモリ:16GB / ストレージ :512GB / 1TB
外部ストレージ:microSDカード非対応
ライカ共同開発クアッドカメラ搭載
(50MP広角+50MP超広角+50MP望遠+200MPペリスコープ望遠)
本体サイズ:約161.3×75.3×9.35mm~
バッテリー容量 : 5,410mAh / 重さ : 約226g
ステレオスピーカー / イヤホンジャック非搭載
IP68防水防塵 / おサイフケータイ非対応 / ワイヤレス充電
画面内指紋認証 / 顔認証
プレミアムハイエンド部門は、Xiaomi 15 Ultraを選びました。
正直、カメラ性能がズバ抜けて良かったです。ライカ共同開発クアッドカメラならどんなシーンにも対応できます。中でも、メインカメラ級のセンサーを搭載した2億画素のペリスコープ望遠は素晴らしく、遠くにある被写体にパッと寄って迫力ある写真撮影が行えます。
また、10cmまで寄れるテレマクロに対応した3倍望遠も非常に使い勝手が良くて気に入っています。物撮り撮影をしたいなら、ぜひ一度使ってみてほしい望遠です。
もちろん、カメラだけではなく、ディスプレイやチップ性能などもちゃんとハイエンド仕上げなので、不満はありません。唯一、おサイフケータイ非対応なのは惜しいですが、それ以上にカメラ体験が素晴らしく、もはやこのカメラを使うと離れられなくなります。カメラ撮影の楽しさを知れるそんな一台でした。
【折りたたみ部門】Galaxy Z Fold7

メインディスプレイ:約8.0インチ(有機EL×1-120Hz)
カバーディスプレイ:約6.5インチ(有機EL×1-120Hz)
CPU:Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載
メモリ:12GB・16GB / ストレージ :256GB・512GB・1TB
外部ストレージ:microカード非対応
トリプルカメラ(200MP広角+12MP超広角+12MP望遠)
本体サイズ
閉時:約143 x 73 x 8.9mm
開時:約143 x 158 x 4.2mm
バッテリー容量 : 4,400mAh / 重さ : 約215g
ステレオスピーカー / イヤホンジャック非搭載
IP48防水防塵 / おサイフケータイ / ワイヤレス充電
側面指紋認証/ 顔認証 / Wi-Fi7 / Sペン非対応
7年間のOS・セキュリティアップデート保証
折りたたみ部門は、Galaxy Z Fold7を選びました。正直、今年最も衝撃を受けた一台です。
Galaxy Z Foldシリーズ史上、最も薄く、最も軽くなっています。初めて触れた瞬間の感動と驚きは今でも忘れられません。それぐらい薄く、軽い一台。まさか、薄くなりすぎてコツを掴むまでは開きにくいと感じたり、薄すぎるがゆえにケース選びに苦戦するとは思いませんでした。(笑)
とはいえ、一度使い始めるともう普通のスマホに戻るのは困難になるぐらいには、魅力的な折りたたみスマートフォンです。まだ触れていない人は、ぜひ一度手にとってみてください。
【視聴者・読者が選んだ部門】Galaxy Z Fold7

メインディスプレイ:約8.0インチ(有機EL×1-120Hz)
カバーディスプレイ:約6.5インチ(有機EL×1-120Hz)
CPU:Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載
メモリ:12GB・16GB / ストレージ :256GB・512GB・1TB
外部ストレージ:microカード非対応
トリプルカメラ(200MP広角+12MP超広角+12MP望遠)
本体サイズ
閉時:約143 x 73 x 8.9mm
開時:約143 x 158 x 4.2mm
バッテリー容量 : 4,400mAh / 重さ : 約215g
ステレオスピーカー / イヤホンジャック非搭載
IP48防水防塵 / おサイフケータイ / ワイヤレス充電
側面指紋認証/ 顔認証 / Wi-Fi7 / Sペン非対応
7年間のOS・セキュリティアップデート保証
視聴者・読者が選んだ部門、最も多くの票を集めたのは、Galaxy Z Fold7でした。(有効投票300票、該当機種への投票数は23票)
Galaxy Z Fold7を選んだユーザーの感想を見てみると、やはり薄さ軽さへのコメントが多い印象です。ある程度予想はしていましたが、まさか本当に折りたたみスマートフォンが最も票を集める日が来るとは…。次期モデルも本当に楽しみですね。
というわけで、様々な部門に分けて2025年ガチで最高だったスマホをご紹介してきました。皆さんはどの機種が一番印象に残っていますか?最高でしたか?ぜひ教えてください。
今年は魅力的な機種が多すぎて、一スマホ好きとしては本当に楽しい一年でした。来年はどんな機種が出てくれるのか、今から楽しみで仕方がありません。引き続き、最新のスマートフォンを追っていきたいと思います。
みなさん良いお年を。来年もどうぞよろしくお願い致します。