現役大学生YouTuberが選ぶ!買って良かったベストバイスマホ【2025年】

スマートフォン・携帯電話

*本ページ内のリンクには広告が含まれています。

今年も各メーカーから個性豊かなモデルが次々と登場し、ハイエンドの進化はもちろん、ミドルレンジ帯の完成度向上や折りたたみスマートフォンの成熟など、スマホ市場全体が大きく動いた一年でした。今回は、筆者が実際に手に取り、撮影し、ゲームし、持ち歩き、時にはメイン機として数週間使い込んだからこそ見えてきた「本当に優れた一台「2025年のベストバイスマホ」をランキング形式でお届けしたい。

なお、本ランキングは筆者の完全なる独断と偏見によるものであり、カタログスペックの優劣を並べたものではない。「実際に使ってどう感じたか」というリアルな体験を最重視して選出している点を、あらかじめご了承いただきたい。(*国内モデルから選出)

5位 arrows Alpha|完成度の高さが光る一台

5位には、arrows Alphaを選出した。今回のべストバイランキングの中で、実は最も直近で触れたのがこのarrows Alphaだ。従来のarrowsに対するイメージを大きく覆すほど、完成度の高さが際立っている。

ゲームも快適に楽しめる十分なパフォーマンスを備えるだけでなく、本体背面の自律神経測定といった独自要素も搭載。さらに、直射日光下でも明るく視認性の高いディスプレイや、トレンドであるAI機能を盛り込みながらも無駄がなく分かりやすいOS体験など、日常使いでの快適さをしっかり押さえている点は本機種の魅力だ。もちろん、arrowsの伝統である高い堅牢性も健在。

加えて、急速充電器が付属するなど、購入後すぐにフルスペックで使い始められるのも嬉しいポイント。パッケージ全体としての完成度の高さが光る一台だった。

【実機】arrows Alpha レビュー

待ち時間不要!オンライン購入がおすすめ

4位 iPhone Air|“新しい形”で登場した革新的モデル

4位には、久しぶりに“新しい形”で登場したAppleの革新的モデル 「iPhone Air」 を選んだ。

圧倒的な薄さと軽さを実現したiPhone Airは、ここ数年マンネリ感が指摘されていたiPhoneラインナップに新しい風を吹き込む存在だ。極限まで薄型化を進めながらも、実用的な撮影性能を備え、SoCには「A19 Pro」を搭載。日常使いはもちろん、クリエイティブ用途まで余裕でこなせる処理能力を搭載している。

綺麗なディスプレイ、薄型ボディからは想像できない良好なバッテリー性能を確保している点も大きな魅力。単なるコンセプト寄りの実験機ではなく、日常のメイン機として成立する完成度に仕上がっている。

さらに、iPhoneならではのMagSafeやAirDropなど、完成度の高いエコシステムも変わらず利用でき、日々の使い勝手は抜群。大画面で観やすいのに、軽さ薄さがもたらす快適さは、他のiPhoneでは得られない体験だ。

もちろん、コストパフォーマンスに優れるとは言いづらいが、携帯性と性能を高度に両立した“新時代の薄型 iPhone”として、高く評価できる一台でした。

【実機】iPhone Air レビュー

待ち時間不要!オンライン購入がおすすめ

3位 OPPO Reno14 5G|ハイミドルレンジの実力派

約6.59インチディスプレイ(有機EL)
リフレッシュレート最大120Hz駆動
SoC : Dimensity 8350
メモリ : 16GB / ストレージ : 512GB・1TB
外部ストレージ : micro SDカード非対応
トリプルカメラ(50MP広角+50MP超広角+50MP望遠)
 本体サイズ : 約157.9×74.7×7.3 mm / 約187g
バッテリー容量 : 6,000mAh
ステレオスピーカー / イヤホンジャック非搭載
IP68防水防塵 / 80W急速充電
画面内指紋認証 / 顔認証 / おサイフケータイ非搭載

3位には、ハイミドルレンジの実力派「OPPO Reno14 5G」を選出した。

国内で「無印Reno」が登場するのはReno3 5G以来の2機種目で、中国でも高い人気を誇るシリーズだ。洗練されたデザインと優れたカメラ性能が特徴で、本機もその魅力をしっかり受け継いでいる。

OPPO Reno14 5Gは、6.59インチのフラット有機ELディスプレイを採用し、SoCにはMediaTek Dimensity 8350を搭載。3.5倍望遠カメラを含むトリプルカメラ構成で、離れた被写体のクローズアップも難なくこなす。自然な色味を表現し、画質もミドルレンジとしては十分に実用的だ。

カラーは、ルミナスグリーンとオパールホワイトの2色展開。パールホワイトは羽のような独特の模様が背面にあしらわれ、唯一無二の存在感を放つ。日本のミドルレンジ市場においてもトップクラスに美しいデザインと言える。手に持つ喜びを感じられ、所有欲を満たしてくれる。

動作面は、普段使いはもちろん、ゲームも楽しめる余裕があり、ColorOSならではの滑らかさもしっかり健在。さらにバッテリー持ちも良好で、総合的な快適さが光る1台だ。ミドルクラスながらワンランク上の体験を求めるユーザーには刺さるだろう。

唯一の弱点は、おサイフケータイ非対応な点。ここさえ割り切れれば、デザインも性能も「ちょうど良い」を求めるユーザーに最適の1台だ。

【実機】OPPO Reno14 5G レビュー

待ち時間不要!オンライン購入がおすすめ

2位 Xiaomi 15 Ultra|国内最高峰のカメラ性能

約6.73インチディスプレイ(有機EL)
リフレッシュレート最大120Hz駆動
SoC : Snapdragon 8 Elite
メモリ : 16GB / ストレージ : 512GB・1TB
外部ストレージ : micro SDカード非対応
トリプルカメラ(50MP広角+50MP超広角+50MP望遠+200MP望遠)
 本体サイズ : 約161.3 x 75.3 x 9.4 mm / 重さ:226g
バッテリー容量 : 5410mAh
ステレオスピーカー / イヤホンジャック非搭載
IP68防水防塵 / 90W急速充電 / ワイヤレス充電
画面内指紋認証 / 顔認証 / おサイフケータイ非搭載

2位には、現時点で国内スマホ市場最高峰のカメラ性能を誇る「Xiaomi 15 Ultra」を選出した。

昨年のXiaomi 14 Ultraで日本市場に大きなインパクトを残したXiaomiだが、今年はさらに磨きをかけた「カメラ特化フラッグシップ」を投入してきた。

Xiaomi 15 Ultra最大の特徴は、やはりライカと共同開発した、「質感表現に強い」カメラシステムだ。

メインの広角カメラには、評価の高い1インチセンサーを引き続き採用しており、暗所での描写力から自然なボケ味までトップクラス。スマホとは思えないレベルの写真を、あらゆるシーンで撮影できる。

そして、注目は2億画素・4.3倍望遠カメラ。スマホの望遠とは思えない巨大な1/1.4インチセンサーを搭載し、膨大な情報量によって光学・デジタルの両ズーム域で高い実用性を確保している。さらに、光学3倍の望遠も搭載。マクロ撮影にも対応し、花や小物のディテールを寄って撮れるのが魅力だ。

ここにライカの色味調整が加わることで、誰でも簡単に写実的な写真が撮れる。強化されたハードウェアと相まって、どの画角でも満足度の高い結果が得られた。

そのほか、Snapdragon 8 Elite による圧巻のパフォーマンス、優れた発色と輝度を備える有機ELディスプレイ、撮影体験をさらに引き上げる「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit Legend Edition」が付属するなど、価格に見合う価値は十分。カメラ性能を最重視するユーザーにとって、有力どころか「最有力候補」といえる1台だ。

難点を挙げるなら、先代で好評だった可変絞りが廃止されたことで、写真表現の自由度が若干下がった点。またおサイフケータイ非対応、さらに本体サイズが大きめである点は好みが分かれる。ただ、これらを許容できるなら間違いなく「現行最強クラスのカメラスマホ」と呼べる完成度。

【実機】Xiaomi 15 Ultra レビュー

待ち時間不要!オンライン購入がおすすめ

1位 Galaxy S25|“全部入り”のコンパクトハイエンドモデル

約6.2インチディスプレイ(有機EL)
リフレッシュレート最大120Hz駆動
SoC : Snapdragon 8 Elite for Galaxy
メモリ : 12GB / ストレージ : 256GB・512GB
外部ストレージ : micro SDカード非対応
トリプルカメラ(50MP広角+12MP超広角+10MP望遠)
本体サイズ : 約146.9×70.5×7.2mm / 重さ162g
バッテリー容量 : 4,000mAh
ステレオスピーカー / イヤホンジャック非搭載
IP68防水防塵 / 25W急速充電 / 15Wワイヤレス充電(Qi2 Ready)
画面内指紋認証 / 顔認証 / おサイフケータイ搭載

2025年のベストバイスマホ第1位には、「Galaxy S25」を選出した。

手に収まる約6.2インチのコンパクトボディに、Snapdragon 8 Eliteをはじめとするフラッグシップ級のスペックをフル搭載。

筆者もメイン端末として日常的に使用しているが、不満点はほぼゼロ。Galaxy Sシリーズが長年培ってきた安定感はそのままに、本体はさらに薄型・軽量化され、取り回しがより快適になった。省電力性能の向上により、バッテリー持ちも実用レベルで安心して使える。

背面カメラは広角・超広角・3倍望遠のトリプル構成。この軽さで3倍望遠が使えるのはポイントが高い。自然な色味で写し出してくれ、適当に撮っても良い仕上がりになるのはGalaxyらしい強みだ。

AI面ではGoogleのGeminiに加え、Samsung独自のAI機能も網羅している。Galaxy S25に初期搭載されたAndroid 15ベースのOneUI 8は豊富なカスタマイズ機能とアニメーションの滑らかさも魅力。OSアップデート保証は7年と長期で、将来性も申し分ない。まさに「全部入り」のコンパクトハイエンドモデルだ。

【実機】Galaxy S25 レビュー

待ち時間不要!オンライン購入がおすすめ

2025年の日本スマホ市場は豊作だった。2026年も期待

今年の日本のスマートフォン市場は、「豊作」と表現して差し支えない一年だった。

ランキングには入れていないものの、その中でもひときわ異彩を放っていたのが、独自のデザインで強い存在感を放つNothing Phone (3)だ 。

Nothing Phone (3)は、初代から続く「奇抜なルックス」に注目が集まりがちだが、中身も抜かりはない。昨年はミドルレンジモデルを中心に展開していたNothingだが、今回のNothing Phone (3)では、ハイエンド級のゲーム性能や望遠カメラを備え、スマートフォンとしての体験は非常に快適だ。実用性をしっかり確保したうえで、個性的な背面デザインが所有欲を刺激し、自然と愛着が湧いてくる。さらにFeliCaにも対応するなど、デザイン性と実用性を高次元で両立している点はこのスマホの価値を大きく高めている。

筆者自身、今年も20台近いスマートフォンを購入してきたが、こうして毎年、各メーカーが着実な進化を遂げていることに、改めて業界全体の勢いを感じさせられる。

特に海外ブランドにとって、日本市場で支持を獲得するうえでFeliCa対応は依然として大きなハードルだ。日本向けモデルのみ専用のFeliCaチップを搭載する必要があり、コスト面ではどうしても不利になってしまう。

それでも各社は、日本のユーザーのニーズに真正面から向き合い、FeliCa対応を含めたローカライズを進めながら、日本市場でのユーザー拡大を着実に狙ってきている。その姿勢こそが、今年の「豊作」を支えた大きな要因のひとつだろう。

2026年も、さらなる革新をもたらすスマートフォンの登場に大いに期待したい。

*記載内容は、公開日もしくは更新日時点のものです。最新情報については、必ず各公式ページをご確認ください。

この記事は役に立ちましたか?
あおと

スマホが大好きな現役大学生YouTuber。YouTubeチャンネル「あおとのスマホ選び」では、購入したスマホをマイペースにレビューしています。(X:@aoto_sumaho

関連記事

目次