シャープは、2025年10月31日にAQUOSシリーズの新しいミドルレンジ「AQUOS sense10」を発表しました。
「AQUOS sense10」は、AQUOS sense9の後継機モデルで、先代モデルからデザインの大きな変更はありません。軽量コンパクトボディは継続で、6.1インチディスプレイ採用×リフレッシュレート最大240Hz対応。SoCには「Snapdragon 7s Gen 3」搭載、高画素のデュアルカメラ、安心のIP68防水防塵・耐衝撃にも対応した一台となっています。
そんな「AQUOS sense10」をメーカー様にお借りできたので、スマートフォンのベンチマークテストアプリ「AnTuTuベンチマーク(V11)」にてスコアを測定・検証しました。
【実測】SIMフリーモデル版「AQUOS sense10」のAnTuTuベンチマークスコア(v11)を検証。
今回は、国内向けのSIMフリーモデル「AQUOS sense10(6GB+128GB)」を使い計測しました。スマートフォンの性能がAnTuTuベンチマークスコアで決まるわけではないですが、一つの指標としては役に立ちます。ぜひ参考にしてみてください。

Snapdragon 7s Gen 3搭載「AQUOS sense10(6GB+128GB)」のAntutu Benchmark(v11)スコアは「932,398点(検証時MAXスコア)」でした。ミドルレンジモデルとしては、良好なスコアです。
ちなみに、先代モデル「AQUOS sense9(6GB+128GB)」のAntutu Benchmark(v11)スコアは約73万点だったため、従来比でもスコアが向上しています。
また、本体発熱も抑えられている印象で、計測中の最大温度は37度とかなり控えめです。さらに、負荷がかかるベンチマークを3回連続で計測してもスコアが大きく落ちておらず、長く安定したパフォーマンスを期待できます。
【動作性能目安】AnTuTuベンチマークスコア (V11)参考値

Androidスマートフォンで数値化されたAnTuTuベンチマークスコアから分かる動作性能の目安を下記にまとめました。
| AnTuTuベンチマークスコア (V11)総合スコア | 参考(目安) |
|---|---|
| 〜40万点以下 | 超低価格エントリー ・基本動作も最低限 ・ゲームには不向き |
| 40万点以上〜70万点 | 低価格エントリー ・基本動作は問題なし ・軽いゲームは遊べる(3Dゲームには不向き) |
| 70万点以上〜100万点 | 低価格ミドルレンジ ・基本動作は快適 ・3Dゲームも設定次第で遊べる |
| 100万点以上〜150万点 | 中価格帯ミドルハイ ・基本動作は快適 ・3Dゲームによっては高設定で遊べる |
| 150万点以上〜250万点 | 準ハイエンド / 中価格帯ミドルエンド ・基本動作はとても快適 ・多くの3Dゲームで高設定で楽しめる |
| 250万点以上〜 | 高価格帯ハイエンド ・基本動作はとても快適 ・3Dゲームも最高設定で快適に楽しめる |
「AQUOS sense10(6GB+128GB)」のベンチマークスコアは90万点を超えており、低価格ミドルレンジAndroidスマートフォンの中でも優れた性能を備えています。実際、基本動作は快適で、軽いゲームなら問題なく遊ぶことが可能でした。
先程もお伝えしましたが、Androidスマートフォンの性能がベンチマークスコアで決まるわけではありません。しかし、一つの指標としては役立つはずです。上記の動作性能目安と価格帯・動作感を参考にして、選んでいってみてください。
*詳細はソフトバンクの公式サイト( https://www.softbank.jp/mobile/)でご確認ください。