本タイトルにもあるように、「楽天で働く3年目社会人」を名乗る人物に、筆者が運営しているスマートフォン専門サイト「モバイルドットコム」の画像や文章が許可なく無断で利用されていました。
残念ながら現時点で謝罪はなく、noteにて公開されていた該当コンテンツは削除済みです。あまりにも悪質。というわけで、実際に何が行ったのか、事の経緯を詳しくまとめていきます。
これは単なる著作権侵害に留まらず、楽天グループの顔に泥を塗る行為です。今後、同じようなことをする人が現れないことを切に願います。
「楽天で働く3年目社会人」を名乗る人物に画像・文章を盗用される
画像・文章の盗用を見つけたのは、本当に偶然でした。とあるスマートフォンの情報を調べていた際に、たどり着いたnoteの関連記事に筆者が作ったアイキャッチ画像(記事のトップに出てくるやつ)がそのまま使用されていることに気が付いたのです。以前にもnote内で文章を一部変えられてパクられる事案が起きていたりしていましたが、今回のは一部どころか、そっくりそのまま画像と文章が掲載されていたため、流石に見過ごせすことはできませんでした。
上記は、筆者の作った記事の冒頭(アイキャッチ画像部分)です。
次に、上記が今回見つけたモバイルドットコムの画像・文章を盗用したnoteです。(盗用された記事はすでに削除されているため、魚拓から画像を引用:https://gyo.tc/1nQhN )見比べてもらう必要もないレベルでそのまま掲載されています。
筆者が作ったオリジナルの記事→ https://mobile-com.ne.jp/review/oppo-reno13-a
盗用された記事の魚拓→ https://gyo.tc/1nQhN
この他、複数のコンテンツが同様に盗用されていました。
それ以上に驚いたのが、そのnoteの運営者名が「楽天で働く3年目社会人」だったことです。本当に言葉を失いました。残念ながら現時点で、本物の楽天社員なのか、偽物の楽天社員なのかはハッキリしていません。しかし、おそらくここまで読まれた多くの方は「楽天で働く人が、モバイルドットコムのコンテンツを盗用した」という認識になっているはずです。
仮に、偽の楽天社員だったとしても「楽天で働く3年目社会人」と名乗っている以上、この認識は変わらないでしょう。そう、もはや本物でも、偽物でもどちらだとしてもまずいのです。「楽天」という企業名を使って、モバイルドットコムのコンテンツを無断で盗用したという事実が大問題です。
冒頭でもお伝えしましたが、これは単なる著作権侵害に留まらず、楽天グループの顔に泥を塗る行為であることは間違いないでしょう。企業側から「楽天で働く3年目社会人」と名乗る人物が訴えられても全くおかしくないレベルです。
本人からの謝罪はなし!証拠隠蔽しようとする動きも
今回のコンテンツ盗用が発覚した直後、すぐに盗用されたコンテンツの証拠を保存し、noteを通じて「楽天で働く3年目社会人」を名乗る人物に直接連絡しましたが、現時点で返信は来ていません。
ちなみに、問い合わせをした直後、「楽天で働く3年目社会人」から「楽天で働く新米社会人」に運営者名が変わっていたり、盗用された画像がいつの間にか別の画像に差し替わっていたり、該当記事の一部が削除されたりする動きを確認しました。
上記の行動は、コンテンツの盗用や著作権侵害の事実を認識した上で、証拠の隠蔽をしようとする意図があったのではないかと推測されてもおかしくはなく、「楽天」という大手企業の社員を名乗る上で極めて不適切な対応と言えるでしょう。
改めてお伝えしますが、現時点で「楽天で働く3年目社員」を名乗る人物が、本当に楽天の社員なのか、偽物なのかは分かりません。ただ、モバイルドットコムの画像や文章を盗用し、「楽天で働く3年目社会人」と名乗り、コンテンツを掲載していたのは事実。加えて、記事内には楽天モバイルの契約へ誘導するようなリンクも掲載されており、盗用したコンテンツを利用して、回線獲得もしくは収益を得ていた可能性があり、悪質性は極めて高いと言えます。
筆者としては、時間をかけて作ったコンテンツを無断で利用されて悲しい限りですが、この問題は筆者と盗用した人物だけの問題ではなく、楽天グループのブランドイメージにも関わるレベルの話だと考えております。そのため、今後は楽天グループへ直接問い合わせをさせていただき、正式な回答を待つ予定です。
最後に、今回のコンテンツ盗用が発覚した後、様々な方のご協力を得て事を進めております。この場を借りて、お礼を申し上げます。本当にありがとうございます。